犬の里親日記(24)

ご無沙汰しています

2014.12.31


我が家の愛犬ブロットハウンド(らしき)ソラと、柴犬のサクラについて、

最後に書いたのが昨年の11月のことで、爾来一年以上このコラムは空白状態…。

お読みくださっていた方には、ご心配いただいていたのかもしれませんが…。

結論から申し上げると、筆者の単なる怠慢であり、どちらも元気で、益々わがままに暮らしておりますので、ご安心ください。


2014年の大晦日を迎えるにあたり、この1年間のサボタージュをお詫びしつつ、

正月準備に忙しくしている妻を無視しながら、ぬくぬくと炬燵に足を突っ込んで、パソコンでこの文章を打っています。


さて、この1年の間に、ソラは二度の脱走を…。

一度は、2月に24時間で1mの降雪に見舞われ、積雪がフェンスの高さを超えて、境が無くなったために…。

これは、仕方がないことと申せましょう。

もう一度は、つい最近のことですが、気温が上昇してこの時期には珍しく雨となり、その後急激に気温が下がったために、

積雪状態の道路が、ぐちゃぐちゃのアイスバーン状態。

そのために、我が家の周囲の道路は、4日間二足歩行が不可能となり、散歩に連れて行けなかったために、

退屈さを紛らわせるために、キツネ、タヌキ、ネコといった小動物を追って、ついフェンスを飛び越えたものと思われます。

ソラの難儀なところは、脱走という過ちを犯してしまうと、私(亭主)に叱られると思うのでしょうか、

時々こちらの様子を窺うかのように姿を見せるのですが、素直には庭に入ってくれません。

家の周囲のやぶの中に姿を隠しつつ、誰も見ていない時に、開けられた出入り口からそっと庭に入り、

申し訳なさそうに、片隅で尻尾を垂れているのです。

最近は、妻も私も叱らずに、黙ってしばらく無視するようにしているのですが…。


一方のサクラですが、飼い主の寵愛に応えるべく、体重が我が家に来た時の2倍近くにまで成長(?)してくれました。

来た時から我々になついてくれて、やんちゃぶりは発揮してくれていたのですが、ほとんど声を出さなかったこの子が、

最近は食事の後にガムなどのおやつを要求するために、「ワーワー!」「ギャーギャー」とうるさいこと!

そのうちに、人の言葉を喋り出しそうな様子に、夫婦とも目じりを下げています。


来年はもう少し度々、彼女ら二匹の様子を書こうと思っていますので、よろしくご愛読願います。

皆様には、良いお年をお迎えください!