10月中旬に、大学・高校の同窓会に出席するために一泊二日で関西へ出掛けた疲れが、今頃になって出てきたのでしょうか。
この急激な気温の変化に対応できず、2〜3日前には、寝る前に背中がゾクッとして…。
でも、早めに風邪薬を飲んだおかげで、何とかこじらせることなく済みそうです。
今年の初夏のころから、自分の寝場所を我々の寝室のベッドと決めこんでいたサクラですが、
それでも、未だ多少は警戒心が残っていたのか、我々にくっつくことなく、離れて眠っていました…。
その辺が、子供の頃から一緒に暮らしてきた子とは違うのかなぁ、と思っていたのですが…。
ところが、夜に肌寒さを感じ始めた3日前から、掛布団の中にもぐりこんできて、身体を密着させて眠るようになりました。
「やれやれ、サクラも、ようやく我々への警戒心を解いてくれたのだなぁ!」と喜ぶ一方、
我家で暮らし始めて7年目に入る先住犬ソラが僻まないかと、そのことが気にかかります。
サクラと同様、ソラも室内への出入りは自由にさせているのですが、ただ、ベッドにだけは上がらないように命じています。
理由は、機嫌を損ねてマットにおしっこをかけられると、我々の寝場所がなくなってしまうからです。
信頼してやりたいのですが、この子を保護して生活を共にしてきた6年間、
「もう大丈夫だろう!」何度か安心して気を許した後に、痛い仕打ちにあってきましたので…。
ただ、サクラが寝場所を居間のソファーから二階の我々の寝室に移して、半年近くになりますが、今のところ僻んだ様子は見せません。
それどころか、ますます仲が良くなってきたように思えます。
サクラが我家に来てからは、ソラも同じように家の中を概ねバリア・フリーで動き回れるようになったのですが、
「ソラがそのことでサクラに感謝しているとしたら、この思考回路は我々人間も見習わなければ!」と、妻と話し合っています。
それでも、油断は禁物…。
夜中、何かの折に必ず一度は寝室に入ってくるのですが、
「まだ暗いから、散歩には行けないよ!」
眠い目をこすりながら、精いっぱいの気遣いをしつつ、身体を撫でながら話しかけると、
納得して居間に降りて行って、自分のソファーで再び眠りに就くようです。