犬の里親日記(20)

今日で、丸一年!

2013.4.26


サクラが我家に来て、今日で丸一年になります。

この子がいつ頃生まれて、今何歳ぐらいなのか、獣医さんでも見当が付きにくいようですが、

今日4月26日を誕生日と見做して、毎年お祝いをしてやることにしました…。

初めての誕生日のお祝いは、乳脂肪分が限りなく0に近い安物のソフトクリームで、ささやかに済ませました!


これまでも、ソラとはよく遊んではいましたが、サクラの方に多少警戒心があったのでしょうか。

時々、おっかなびっくりで力を加減している様子が窺えましたが、

ここ1ヶ月の間に、全力で身体をぶっつけあうようになりました。

その様子の愉しげなこと!

見ていて、ほのぼのとした気分に包まれます!


そしてここ1ヶ月のもう一つの変化!

夕食後は階下の居間で2匹とも眠りに就くのですが、

夜中になると、サクラ単独で寝室にやって来て、妻のベッド上で眠るようになりました。

ソラは、オシッコの件で未だ信頼が出来ませんので、ベッドで寝ることを許可していません。

ですから、サクラがベッドで寝る時には、ソラが僻まないようにと、

私か妻のどちらかが階下に降りて、声をかける習慣ができつつあります…。


サクラは、初めて会った時から人懐っこく、健康診断に行った獣医さんに、「おとなしくって、聞き分けのよい子だ!」とのお墨付きを頂戴したのですが…。

ところが去年の暮れ、体調を崩した時に連れて行った時には、

「暴れて、聴診ができない。甘やかしすぎ!」と叱られてしまいました。

振り返って考えると、最初の頃は私達に気に入られようと必死だったのかもしれませんね。

そう思うと、余計に健気さがつのってしまい、

「今日まで、食べることだけが楽しみだったのだろうこの子に、今後は思う存分楽しい体験をさせてやりたい」という私の考えから、

散歩で交通事故に遭わせないための「止まれ!」「待て!」以外は教えていません。

頭の回転の良い子ですから、以心伝心で気持はそこそこ理解してくれるようですが、

「少々我がままになったかなぁ!」と思うことも時たまあり、申し訳程度に反省しているのです…。


「サクラは、まだまだ変化していくだろう!」

それが我々夫婦の、大きな楽しみとなっています。