前回、フィラリアの治療薬の副作用による胃腸障害を機にしていましたが、
食事量を少し少なめにすることによって、どうやら問題は解決しそうな雰囲気!
捨てられて、飢えていることも多かっただろうと、
ついつい要求に負けてしまって、多めに与えていたようです!
小さい頃から飼っている子とは違い、適切な食事量を見極めることの難しさを感じた次第!
ところで、サクラが我家に来てから、ソラの評価が日ごとに高まってきています!
(多分)猟犬として飼われていたのであろうソラが、捨てられて放浪していたのを我家で飼うようになったのが、5年半前のこと。
当時飼っていた4匹の親子の柴犬たちが、目が不自由になってきたり、体力的に弱り始めていた時期でもありました。
それに我家の柴犬たちは、家族意識が強く、他の犬に対して排他的と思い込んでいましたので、
推定1歳の悪戯盛りで、体重が2〜3倍ほどある、動きの激しいこの子を一緒に遊ばせて、万一トラブルが生じてしまえば、
いわれのない理由でこの子憎むことにもなりかねないと考え、
4匹が天寿を全うするまでの5年間、後ろめたさを感じつつも、
ソラだけは玄関の外で、仲間はずれのような形で飼っていたのです。
その5年の間に、ソラには「遠慮する」という習性が染みついたのでしょうか。
サクラに対しても、例えばおやつを同時に与えると、
これまでは「アッ」と言う間に呑み込むように食べていたソラが、
自分の分をサクラに奪わせるような、そんな仕草が感じられるのです。
勿論サクラが奪っても、威嚇することすらしません!
ソラが、サクラのこれまでの境遇を知って、譲ってやっているのかと、何とも健気に思えてしまいます。
遠慮することが染みついているのであれば、可哀想だと懸念しつつ…。
その一方で、サクラの方はすっかりソラの好意に甘えて、今のところは図に乗っているようです!
ちょっぴり面倒くさがり屋ですが、愚直で気立ての優しいソラと、
頭の回転が速く、なにかと仕切りたがり屋のサクラ!
今のところ、こんな2匹の構図を思い描いているのですが、果たして…。