昨日、我家に連れ帰ってから、散歩に出した時には、数度に渡って大量の排便をしたことから、我慢強い子だと思っていましたし、
元来日本犬は、自分の起居する周辺で排尿・排便することは信じていましたが、
念のために夜中に一度、庭に連れ出したところ、すんなりと排尿。
再び玄関に戻すと、鳴くこともなく、静かに(多分)眠りに就いてくれたようです…。
ところが、夜が明け始めて周囲が明るくなってくると、しきりに「ク〜ン、ク〜ン」と、寂しそうな声で鳴き始めました。
その声を聞いてか、ソラは落ち着きなく吠えたてはじめました。
何を言いあっているのでしょうか?
時計を見ると、5時少し前…!
妻は眠い目をこすりながら、犬たちの朝食の用意に取り掛かります。
私はその間に、ソラはリードを離して、
サクラはリードを付けたまま、庭で用を足させます。
ますます夜明が早まるこの季節…、こんな様子だと、一体何時に起きることになるのやら…?
「食べ物の恨みは怖ろしい」と言いますので、食事はソラとは別な場所で…。
幸い、どちらも食欲旺盛なので、一安心です!
サクラのこれまでのストレス解放と、リードを離せばどういった動きをするのかを見るために、庭で放してみますと…。
すぐにフェンス際まで走って行って、隙間を見つけて脱出しようとする様子…。
玄関の外に繋ぐと、中に入れてくれとせがんでいた子が、
庭に放すと、何とか脱出して、仲間や飼い主を探そうとする様子。
ちょっと複雑な心境になりますが…。
早速、そこいらに転がっている大きめの石や、
ホームセンターで調達したレンガなどで、フェンス下の隙間をくまなく埋め尽くし、
半日がかりで脱出口を塞ぎました。
それでも、どこから脱出を試みるか分かりませんので、
今しばらくサクラのリードは付けたまま、我々の監視のもとで、放すことにします。
問題の、先住犬ソラとの相性ですが…。
ソラが匂いを嗅ごうと後ろに回ると。サクラは「ウーゥ、ワン!」と威嚇。
サクラには、「怒っちゃダメ!」と叱り、
ソラには「こんなチビに負けるな!」と励まします…。
ソラをひがませないように配慮しているつもりなのですが…、はてさて、どうなりますことやら!
この日も、昨日と同様に昼間は「ク…ン、クーン」と何度も鳴いていましたが、
日が暮れると静かになって、玄関で眠っている様子…。
長〜い、一日が、ようやく終わりました!