放 浪 記 (123)

久しぶりの同窓会

2013.6.26


出身高校の関東に在住する同期生が集まるミニ同窓会が、東京の品川で開かれました。

大阪出身の私ですが、軽井沢⇔大阪の距離は、体力的にも経済的にも堪えるようになってしまって、

ここ5年間、地元で開かれる同窓会には、すっかりご無沙汰…。

それに、10年以上にわたって田舎住まいをしてきたおかげで、フレッシュな空気に慣れてしまった身には、

都会の人ごみに2〜3時間も曝されると、しんどくってしんどくって…。

そんな訳で、ここ3年ほどは、新幹線で僅か1時間強の東京へ出かけることすら、すっかり億劫になってしまいましたが…。


たまたま私の出不精と軌を一にして、学友たちも定年退職の時期を迎え、

夫婦で外国旅行に出かける時期とも重なったせいかもしれませんが、

(海外の名跡をバックに、仲さそうにツーショットに収まっている年賀状が目立ちます)

軽井沢に出向いてくれる人数も減少して、ふと寂しさを感じていて…。

それに、自分が3年前から始めているボランティア活動の様子を、学友たちに直接話したいという思いが強くって、

今回は意を決して、自ら都会の雑踏の中へと出向いた次第です。


参加者は、男性12名と女性4名…。

学生時代に親しくしていた友人がいなかったこともあって、話のきっかけがなかなかつかめず、

予定の3時間は、あっという間に過ぎてしまいました…。

それでも、言いたかったことの1〜2割ぐらいは、一部の人だけにですが、伝えることができたかな!


まだまだ話し足りないとの思いも強く、名残惜しくも思いましたが、

最近も地元のボランティア仲間に、忌憚なく心のうちを曝け出せたと喜んでいると、

相手さんから、思い掛けずも顰蹙を買ってしまったこともあります。

そんな傾向は、若い頃からありましたが、

田舎暮らしが長くなって、普段の話し相手が限定されてしまったために、

いつの間にか緊張感が緩んでしまって、

以前よりも一層、空気の読めないオジサンになってしまったのかも…。


そんな反省も踏まえつつ、

自分の思いの、ほんの一部だけでも伝えられたことを良しとして、

彼・彼女らとの再会を楽しみに、帰途に就く決心をした次第です。