一番の驚きは、手術後初めて鏡に映った自分の顔に、皺とかシミがはっきりと刻印されていることを認識した時。
容姿端麗とはお世辞にも言えないらしいことは、昔から友人たち、そして他ならぬ妻からも指摘されていて、しぶしぶながら認めてざるを得なかったのですが、
視界不良だったこれまでは、容姿はさて置いて、年齢の割にはそういったものが少ないと、秘かに自負していたのです…。
手術から2週間経った今、洗面所でも、なるべく鏡は見ないようにしています。
しかし、犬たちとの散歩やウォーキングで、周囲の自然の美しさを日々実感できることは、本当にありがたいと思います!
一昨日の午後、いつものようにサクラを連れて散歩に出かけました。
道端の吹き溜まりには、広葉樹や落葉松の葉がうずたかく積もっていて、色んな動物の匂いがするのでしょう。
いつものように、匂いを嗅ぎまわっていたサクラですが…。
しばらく好きなようにやらせておいて、「さあ、行くぞ!」とリードを引いたのですが、
珍しく一点を見つめて、なかなか動こうとしません。
何があるのかと、覗いてみると…、
最初は木の枝かと思ったのですが、それにしては色が鮮やか!
よーく見ると、何と蛇ではありませんか。
爬虫類は大の苦手なもので、サクラのリードを強く引っ張って、慌ててその場を立ち去りましたが…。
「もし動き出したら…」との恐怖心が先行していたのですが、
よーく考えてみると、一昨日の最低気温は-10℃に近く、日中でもせいぜい2~3℃くらい。
見た感じでは、全く動く気配すらありませんでしたし、生きているのか死んでいるのかさえ判りません…。
何を間違えて落ち葉の上に出てきたのか、興味は深まるばかりです…。
周囲が薄暗くなり始めましたので、明朝様子を見に行くことにしました。
というのは言い訳で、「万が一動いたら!」という気持が、行動を先送りさせたわけですが…。
翌朝は、あいにく5pほどの積雪があり、
(幸いにして)今のところは、蛇の姿を確認することはできていません。
視界良好になった分、今まで目にしなくて済んだ自然の営みを目撃する機会も増えてくるのでしょうね。
犬は大好きですが、大方の小動物にすら恐怖心を抱く私…
なんだか楽しみなような、怖いような!