朝夕の犬の散歩では、片道500mほどの町道を通って、畑を貫く農道へと出るのですが、
その間、車に出遭うとしても、せいぜい1、2台程度…。
安全な散歩道ではあるのですが…。
ただ、道幅が狭く、対向車の一方が路肩に寄せてに停止しなければ、すれ違えないほどですので、
大概の車は、思いがけない犬の動きに配慮して、スピードを落として下さいます。
今日も、後ろから来た若い男女の運転する車が、殆ど止まらんばかりに最徐行しつつ、
にこにこと笑いながら、ゆっくりと追い越していかれました。
飼い主の勝手な身びいきなのでしょうが、
ヒトの心の優しさを感じる瞬間でもあります。
「うんとスピードを緩めて下さるのは、若い人やね。運転手に頭を下げようと車内を見ると、茶髪とか、普段我々年代とは、相容れないような服装の人やったり…」と、妻!
逆に、そんな狭い道なのに、全くスピードを緩めずに、
アクセルを踏み込んだまま通り過ぎる車も、少なからずありますが、
それが若者だったことは、多分一度もなかったと思います。
「最近の若者は…」という人生の先達の嘆きは、古来から言い古されたものだとか…。
若者は、根は思いやりがあっ、優しいものなのだと、心底思うことが多くなりました!
「他人のふり見て、わがふり直せ!」
昔、多分「いろはかるた」で覚えた教訓ですが、
この年になって、「実行しなければ!」と、身に沁みて思うようになりました!