放 浪 記 (104)

最 近 の (私 的) 必 需 品

2012.6.24 


年寄りの愚痴をお聞かせするようで申し訳ないのですが、

「まぁ皆さん、聞いて下さい!」(上方漫才の、人生幸朗風に…)


一週間ほど前に、甲信越地方も「梅雨入りしたと思われる」(気象庁発表)季節になりました。

標高950mの当地に住むようになってから、ほぼ1年中靴下は欠かせないものになってしまいました。

結婚以来、仕事と家庭とのけじめをつけるために、

家に帰れば、すぐに入浴して、その後は真冬でも靴下をはかずに寛ぐ習慣が身に付いていたのですが、

さすがに当地の寒さには対応することが出来ず、

それに年齢のせいか、トイレも近くなってきたために、

最近では寝る時も含めて、24時間靴下をはいた生活を送っています。

それでも、梅雨の蒸し暑い今の時期からお盆の頃までは、

自然な快適さを求めて、なるべくなら履かないように、しているのですが…。


もう一つ必需品となったのが、腹巻です!

出張が多かったサラリーマン時代にも、環境の変化によって、うっかりお腹を冷やしてしまうことがありましたので、

特に冬季の出張時には、必ず腹巻を身に付けて出掛けるようにはしていましたが…。

それが、1日の寒暖差の激しい当地に住むようになってからは、

富士山や日本アルプスから初雪の便りが届く10月頃から、

翌年の梅雨明けが宣言される頃まで、

結構長期間にわたって、腹巻のお世話になるようになりました。

それでも、つい昨年までは、「真夏だけはは大丈夫!」と高を括っていたのですが…。


それが昨夏の猛暑日に、人を待つために暑さを避けて、木陰で時間待ちをしていた時、

急にお腹が冷えてきて…。

加齢に伴って、体温調節機能がうまく働かなくなるのでしょうか?

その時以来、どんなに暑い日でも、腹巻をしていないと不安になって、

この夏からは、決して手放すことのできない必需品として、年間を通して使い続ける決心をしました!


ちょっぴり情けないことになったとも思いますが、

歳をとると、体調を管理するためには、細かなことにも気を配ることも、どうやら必要なことと諦めて、

これからの残された人生を前向きに歩むためにも、

自分自身に見栄を張らずに、無理のない生活を送りたい、そう考えています…。