私にとっては、少しばかりショッキングな出来事がありました…。
「どないしたん?何を笑ってるの…」
枕元で、妻の声が聞こえてきました。
誰かが面白いことを言ったのに反応して、自分が声を出して笑っているという、
そんな夢を見ていた私は、
妻の声を聞いたことによって意識が覚醒し始めて、
気持悪がっているんだろうなということを、おぼろげながら察知し始めました。
私:「俺、声を出して笑っていたか」
妻:「気がおかしなったんかと思ったわ。ビックリさせんといてよ」
妻を安心させるべく、たった今まで見ていた夢の内容を、簡単に説明し終えると、
「お蔭で目が覚めてしもたわ…」と憎まれ口を叩いて、再び寝入ってしまったそうです…。
その時話した夢の内容は、今では思い出すすべもありませんが…。
これまでに「イビキが大きい」とか、
「うなされて、わけのわからんことを言ってた」と言われたことはありますが、
眠りながら声を出して笑ったことなど、多分一度もなかった筈…。
幼い子供なら、無邪気とか、可愛いとかで済む話でしょうが、
還暦を過ぎたおっさんになると、話は別!
夢を見ながら声を出して笑っている姿など、様になりませんしね!
老化現象の一つとして、精神的な抑制が利かなくなってきたのかと、
そんな不安が、ふと頭をよぎります…。
フロイト先生の精神分析では、どう診断されるのでしょうか?