しがらみがなくなって直ちに交友を絶った人、逆に絶たれた人。
自ら一方的に交友を絶ち、清々した反面、
逆の立場になると、世の無常を痛感する身勝手さ!
年齢とともに生活環境や価値感の相違が鬱陶しく感じられて、
毎年の賀状だけでお付き合いをする友人さえも、ごくごく限られてしまいましたが、
今残された全てが、私の一目置く人ばかりです…。
ところで、そんな彼・彼女らから頂戴した賀状で、今年目立ったのは、
「大学院で、○○を研究しています」とか、「シニアーコースで、△△を学んでいます」といった類のコメント!
確かに、学生時代から勉強好きで、ゼミで発言する姿を容易に想像できる人もいるにはいるのですが、
大部分は、授業は単位修得のためと割り切り、
ひたすらクラブ活動に励んでいたり、
インフォーマルなグループの中で独学していた人たちばかり…。
定年退職後の大化けぶりに、「一体、どんな心境の変化?」と、つい突っ込みを入れたくなってしまいます。
まさか、「気がつけば、やることが見当たず、家でごろごろしていても女房に疎んじられるから」とか、
「肩書きがなくなったから、名刺代わりに」なんてこと、よもやないでしょうね?
ちなみに私は、象牙の塔(旧ーゥ!)で業績を上げておられる人から教わることよりも、
在野でことこつと業績を重ねておられる方の発言に、より深い味わいを感じるのです!