放 浪 記 (78)

闘 病 記 ?

2011.4.1 


先週の土曜日の明け方、2階の部屋にあるパソコンの電源を点けに行って(我家のパソコンは、異様に立ち上がりが遅いのです!)、

もう一寝入りしようと階下に降りるときに、段数を一つ間違えて足を踏み外し、左の第1趾のあたりを捻ってしまいました。

すぐに起き上がれましたし、歩くにもそれほど支障はなさそうです。

時間が経てば、少し腫れて痛みが出るかもしれないけれど、大したことはなかろうと思いましたが、

念の為に、病院で処方された鎮痛消炎剤入りのテープを貼り、

その日は、いつものように元放浪犬に引っ張られるままに朝夕の散歩をこなし、

昼間はご招待いただいていたコンサートにも出かけるなど、普段と変わらない生活をしていました…。


その夜、妻から「すごい腫れ!」と言われましたが、

その時点では痛みはなく、「2〜3日もすればひくだろう」と、軽く考えていたのです…。

ところが、翌朝になると、痛みはそれほどでもなかったのですが、

左足の甲から足首にかけてパンパンに腫れ上がり、とても靴など履けない状態。

さすがに無理はできないと思って、

腫れがひく2〜3日の間は、放浪犬の散歩は妻に任せ、日課のウォーキングも中止しました。

慎重を期した甲斐もなく、その晩布団に横になった途端に、腫れた足がズキズキと痛みだして、明け方まで眠ることができません。

それでも朝になると、腫れは変わらないものの、痛みは治まったので、

{峠は越した!明日になれば大丈夫」と自己診断したのpですが…。

日中に痛みを感じることのなかった腫れあがった足は、

布団に入った途端に昨夜より激しい痛みに襲われ、未明まで眠ることができませんでした。


年齢のせいか、ここ5年ほどのうちに、庭の凍った雪に足を取られて転んだり、階段を踏み外したりして捻挫して、3度整形外科のお世話になりましたが、

触ったり動かしたりしないのにズキズキ痛むのは、今回が初めてのこと。

「もしかして、骨にヒビでも…」と考えて、またまた病院へ…。

レントゲン写真の結果、幸い骨折はしていませんでした。足首から足の裏全体を固定する処置を施されました。

ただ、医師からは、左足に負担をかけないように松葉杖の使用を指示されました…。

院内では、とりあえずはしおらしく松葉杖をつきながら不器用に歩いていたのですが、

元来不器用で、杖が引っかかってかえって危なっかしいもので、

病院の玄関を出た途端、杖を小脇に抱えて颯爽(?)と歩きだし、それ以降は車の後部座席に放り込んだまま、一度も使っていません…。


でも、足首・足の裏全体を固定することによって、その日の夜には腫れや痛みは劇的に改善!

おかげさまで、ぐっすりと眠れるようになりました。

「生兵法は大怪我の基」との諺通り、痛い目にあった直後にも拘わらず、

医師の指示に従わずに、こんなことしていて良いのでしょうか?