放 浪 記 (75)

お見舞い、申し上げます

2011.3.12 


3月11日、想像を絶する大災害が起こってしまいました。

被害に遭われた皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。


今朝未明に起きた、長野県北部を震源地とする震度6強の地震の報道を聞かれた方々から、お見舞いの電話やE-Mailを頂戴しましたこと、厚くお礼申し上げます。

相次ぐ2つの地震に肝を冷やしたことは事実ですが、幸いにして被害を受けることもなく、変わりなく過ごせることに感謝しております。


11日のマグニチュード8.8の揺れの時には、自宅で音楽を聴いていました。

窓がガタガタと鳴る音に、最初は風が強まってきたのかと思ったのですが、

すぐに地震だと気付きました。

先ず足元を温めていた電気カーペット、続いてオーディオ機器の全ての電源をオフにする余裕はあったのですが…。

ふと気がつくと、足が震えていました。

1995年に徳島市で体験した阪神・淡路大震災や、

2004年に今の家で体験した新潟中越地震の時よりも、

揺れは、遥かに大きかったと思いました。


12日の午前4時前、長野県北部を震源地とする地震が発生した時には、たまたま布団の中で目を覚ましていたのですが、

カタカタとかすかな揺れを感じた程度でした…。

「又、大きな余震が…」と、気にはなりましたが、

前日にTVの報道で何度も目にした凄惨な光景が頭をよぎったために、

TVを点けることなく、時間だけを確認して再び眠りに就こうとしましたが…。

結局眠れずに、東の空が明るくなり始めた頃に床を離れて、

長野県北部で起きた、別な地震であることを知った次第です。


今は被災された皆さまの一人でも多くが救助されることを、ただ願うばかりです。

皆様には、想像を絶するご心痛と闘われることになるのだろうと思いますが、

どうぞ諦めずに生き抜いてくださいますよう、お願い申し上げます。