1年前に高血圧を指摘された頃には92〜93kgあった体重を減らすために、家の周囲の道路を利用して一日一万歩を目標にウォーキングを開始しました。
疲労が蓄積しないように、日替わりで山道とほぼ平坦な道とを歩き分け、週に1回は標高差350mのルートも。
その甲斐あって、半年後には82〜83kgまで減少、早朝時の最高血圧も120mmHg台に下がりました。
ただ、「急激に減らし過ぎるのも…」と言う内科医である義兄のアドヴァイスを受け、
とりあえずは、これ以上体重を減らさないように運動量を調整しつつ、血圧・体重ともに良好な値を維持していました…。
ウォーキングを始めた頃は、減塩食、それまでよりも控え目の食事量、甘いものもなるべく摂らないようにと、多少は神経質になっていたのですが、
82〜83kgに減ってからは、減量よりも体重を現状維持に保つことで、血圧をコントロールするようにしていました。
具体的には、ウォーキングの強度を維持し、食事は好きなものをバランスよく食べ、食後のデザートとして、和菓子なども毎日のように食べていました。
ところが、連日報道されているように観測史上まれにみる猛暑のために、熱中症で倒れる人の多い今夏。
私も八月の初め、ウォーキングの最中に気が遠くなって、意識が朦朧としてきたために、
近くのゴルフ場で芝生を養生するために撒かれていたスプリンクラーの水を口に含み、木陰で休息をとることにより、危うく難を逃れました。
それをきっかけに、ウォーキング量を減らしたり、よほど暑いと感じる日には中止することによって、体調管理をするようにしました。
しかし、食べる量はこれまで通り!
夏バテ防止、水分の適正補給を名目に、食事は冷やしそうめん+おにぎり、食後にはアイスクリームなどを変わらず補給していました。
その結果、しばらく測らないうちに、体重が2kg増えてしまいました。
いえ!ちょっと太ってきたなと感じる兆候はあったのです。
ウエストが10cmほど細くなったために、ダボダボでみっともなくって履けなくなったズボンが、
10日ほど前に履くと、「このくらいのだぶつき加減なら、それほどみっともなくないわ!」と思える程度に、体型が微変…。
「血圧が上昇することさえなければ、現在の体型からもう1〜2kg増えてもいいか!」
新しい服を買う余裕がない年金生活者は、体型やお洒落よりも、今ある衣服をいかに無駄なく着古すことができるかに、腐心しているのです。