放 浪 記 (55)

私は重病人?

2010.3.26 


数日前、いつものようにウォーキングで山道を歩いていると、対向してきた車が停まり、「こんにちは、お久しぶりです!」と元気な声が…。

昨年、我家の外壁塗装でお世話になった業者の方でした。

「お元気そうですね!運動ですか」
「ええ、検診で血圧が高いと言われましてね。薬を飲むのが嫌だから、去年の10月から減塩・減量療法をやってるんですよ」
「道理で!顎のあたりが、きゅっと引き締った感じになられましたね。好い感じじゃないですか。頑張ってくださいね!」

私は誉められたものと思って、すっかりいい気分になっていたのですが…。


昨日、ある業者の方に電話を入れ、あらかた要件を話し終わった後で、こんな会話が…。

「ところで、先日お宅の外壁塗装をやらせてもらったU君に会われましたでしょ」
「ええ、ウォーキング中にばったりと」
「彼、Nさん(私です)随分痩せられたけど大丈夫なんだろうかと、心配していましたよ」

その時の雰囲気から、Uさんは久しぶりに会った私のスリムになった身体を見て、健康的な印象を抱いてくれているだろうと信じて疑わなかったのですが、

この一言には、がっくりきました。

そういえばその2週間ほど前にも、スーパーの駐車場でほぼ1年振りに会ったボランティア仲間のご夫妻が、「近いうちに連絡しますね」としかおっしゃらず、

体型のことには一切触れられなかったのは、病気のことに触れてはいけないとの気遣いだったのかも…。

ウォーキングによって、半年弱の期間で9kgのダイエットに成功した私の姿は、

本人の思惑とは異なり、傍目からは病気によって激痩せした姿と映っているのでしょうか。


ちなみに、月に一度通っている軽井沢町の健康増進部門で測定していただいている体脂肪率のデータですが、

ウォーキングを初めて1ヶ月後では25.0%あったのが、

3ヶ月後には20.8%に減少(参考:標準は20.0%)。

私の場合の体重の減少は、全て脂肪分が減少したことによるもので、ウォーキングの成果によって筋肉量は逆に増加しています。

万が一消耗性疾患を患っていれば、筋肉量が激減するそうです。


と言うことで、皆さま!私は、若干の塩分制限こそしていますが、

食事量を減らすことなく、和菓子・洋菓子など甘いものを制限することもなく、極めて健康でおりますので、

今後ともどうか遠慮なく様々な催しにお誘いくださいますよう、切にお願い申し上げます!