放 浪 記 (44)

三つ子の魂…(メタボ対策第3段)

2009.12.4 


メタボ対策第2弾で、雪が降って道路がアイスバーン状態になった時に、毎日一万歩のウォーキングが難しくなるため、それをどう補うべきか考えていると書きましたが…

思い浮かんだのが、町が運営する保健センターを利用させてもらえないかということでした。

幸い(?)、特定検診で血圧が高かったために、今後の健康対策を保健士さんと相談するように、保険センターから提案されていましたので、アポイントメントをとって、訪れたのですが…。


ところが、そこで測定された最高血圧が、なんと175mmHg!

今朝家を出る前に、居間で寛いだ状態で測定した値と比べると、なんと40mmHg近い乖離が生じています。

我家の血圧計は、10数年前に社内レクリェーションの景品としてもらったままお蔵入りしていたもので、正確に測定できていないかもしれないので

予め家で測った値と施設での値とが違いすぎる場合に備えて、その信憑性を確認するため持参していましたので、こちらでも測定しましたが、

似たり寄ったりの値が表示されたことで、わが家の血圧計に問題がないことは判りました!

ということは、病院で測定すると、緊張して高目に出るという現象かと考えていますが、ただあまりに違いすぎているとも思うのですが…


振り返ると、今年の9月末に実施した特定検診時で150mmHgと言われるまでは、毎年のように130〜135/90mmHgの値が続いていました。

ショックを受け、それからは朝晩家庭で測定していましたが、やはり140〜150mmHg。

そして2週間後に再受診した時には、160/110mmHgと更に上昇。

それを機会に一念発起して、減塩に加えウォーキングにも取り組んでいました。

その成果があって体重は3kg減少し、そして家庭での測定値も、温かい居間で寛いだ就寝前には、120/85mmHgと減少していたにも拘わらず…。

精神的な要素とは、そんなに大きいのでしょうか?


今でこそずうずうしくなって、他人さまからは緊張とは縁のない人間のように思われていますが、

実は小さい頃からすごく緊張しやすい性質で、親や学校の先生からも、神経質で気が弱いと言われてきました。

それに、動揺すると、傍目からも明らかに分かるほどの大汗をかくことがよくありました…。

ただ、サラリーマンとして社会に出てからは、過剰に緊張することはほとんどなくなり、そんな自分の姿をすっかり忘れていたのです…。

そんな小さい頃の性格は、様々な体験を経たはずのアラカン親父の心の底に、消えることなく流れ続けているようです。

三つ子の魂百まで…とはよく言ったものですね。


結局は、心肺機能に過度の負荷をかける運動は危険と言われ、

当初の目論見通り、館内の廊下を使ってのウォーキングを許可してもらいました。

これで、道路が凍てつく冬季間も、心おきなく一日一万歩を実行することができそうです!