最近聴いたCD

ジョルジュ・ビゼー:小組曲「子供の遊び」管弦楽版

シャルル・デュトワ  モントリオ−ル管弦楽団


ビゼー(1838-75)が、ピアノ連弾用に書いた12曲から成る『子供の遊び』の中から、

5曲を選んで、管弦楽用の小組曲を作りました。

連弾用の原曲は、1曲目から順に、

1、ぶらんこ(夢想)
2.こま(即興曲)
3.お人形(子守歌)
4.回転木馬(スケルツオ)
5.羽つき(戦争曲)
6.ラッパと太鼓(行進曲)
7.シャボン玉(ロンディーノ)
8.陣取り鬼ごっこ(スケッチ)
9.目隠し鬼ごっこ(夜想曲)
10.馬跳び’(奇想曲)
11.小さな旦那様と小さな奥様(二重奏)
12.舞踏会(ギャロップ)

以上の12曲から構成されています。

曲毎に付けられたタイトルや、小組曲の曲想か5推して、親しみ易く、楽しい曲だろうと想像するのですが、未聴…。


この曲は、デュトワ盤でしか聴いたことがないのですが、

華麗でファンタジーに溢れた、インスピレーションを刺激してくれる名演奏だと思うのですが…。


【第1曲:行進曲(ラッパと太鼓)】

ディズニー映画の、お伽の国の小人たちの行進のような、楽しくファンタジックな曲です!


【第2曲:子守歌(お人形)】

幼い日に揺りかごに揺られながらまどろんだ日を思い出すような、懐かしく心地良い音楽…。


【第3曲:即興曲(こま)】

この曲に溢れるファンタジーは、

静止状態で回転するこまの、色彩的な美しさや、

びくともしない静的な力強さの表現から来るものでしょうか。

佳い曲だと思います!


【第4曲:二重奏(小さな旦那様と小さな奥様)】

夢見るように美しい花園でのままごと遊びを髣髴するような、穢れのないチャーミングな音楽!


【第5曲:ギャロップ(舞踏会)】

多分、どなたもがお聴きになったことのある曲だと思います。

華やかで、ワクワクする愉しさに溢れた音楽す!

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